懇親会や送別会など、内外を問わず何かと食事の機会が多い社会人。

昨今は、そうしたイベントで「ケータリング」が利用されることも少なくありません。

ケータリングは芸能界でもよく利用されているサービスなのですが、その理由をご存じでしょうか？

今回は、そんなケータリングについて詳しく解説していきます。

ケータリングとはデリバリーとは違う？

ケータリングが食事に関するサービスである、となんとなく知っている方はそれなりに多いことでしょう。

ですが、デリバリーなどとの違いまではさすがによく分からないのが一般的な認知度となっています。

そこで、まずはケータリングの定義や内容、デリバリーとの違いについて解説します。

ケータリングとは

ケータリングとは、簡単に説明すると「依頼主である幹事の指定場所へ赴いて、食事を提供するサービス」のことを指します。

調理人やコックが指定場所まで出向いて、温める、盛り付けるといった調理工程を実施します。

調理工程をすべて現場で行うわけにはいかないため、予約が入った後にある程度の事前準備を行ってから、現場へ向かう形式が一般的です。

英語では「Catering」と表記し、「Cater」とは要求を満たすという意味があります。

そのため、ただ料理を提供するだけではなく、会場での配膳等の全般的なサポートもサービスに含まれています。

また、パーティー開催中のサポートだけではなく、終了後の片づけや撤去なども行われます。

よって、食事の提供はもちろんのこと、当日のサポートや撤去に至るまでの一連の作業全てが含まれているのが、ケータリングなのです。

デリバリー、仕出しとの違い

ケータリングとデリバリーは、どちらも料理を届けてくれるサービスですが、その内容は大きく異なります。

デリバリーは、調理済みの料理を、依頼者が指定した場所へ届けるサービスです。

まるで宅配業者のように、料理を運ぶことに特化しているサービスといえます。

ウーバーイーツなどがまさに代表的な例で、個人などでも手軽に利用できる反面、会場の準備や後片付けは自分で行う必要があります。

一方のケータリングは、料理の提供だけでなく会場の設営や片付け、時には料理の調理までを請け負う総合的なサービスです。

まるでレストランが自分が指定した場所まで来てくれたような、より本格的なおもてなしが可能です。

よって、これら2つのサービスの大きな違いは、会場の設営、当時の給仕等のサポート、そして終了後の撤去など、当日のイベントに関するサービスが含まれているか否かとなります。

デリバリーは誰でも気軽に利用できるサービスで、個人または小規模なイベント等で食事が必要になった時に便利です。

一方で、法人や団体といったように多人数が参加するようなイベントの場合、デリバリーでは負担が多すぎますし、出来立ての料理を食べられるとは限りません。

そうした場合には、料理提供はもちろんのこと、一連の作業もそのまま任せられるケータリングが最も適したサービスといえます。

なぜ芸能人はケータリングをよく使う？理由3選

ケータリングのサービス内容や、デリバリーとの違いについて解説しました。

このケータリングサービスをよく利用しているのが、芸能人です。

サービス内容を理解したうえで、なぜ芸能人はよくサービスを使っているのかについて、理由を以下の３つに分けてご説明します。

●場所さえあれば本格料理が味わえる

●ニーズに合わせた食事ができる

●特別感や非日常感がある

理由①場所さえあれば本格料理が味わえる

ケータリングが芸能人によく利用されているもっとも大きな理由としては、やはり本格料理を味わえることでしょう。

サービスで提供されるのは食事や給仕、その片付けなどになりますので、食事を摂る場所のみ用意が必要です。

これは、逆に言えば場所さえ用意できればどこでも本格料理を提供してもらえる、とも言い換えられます。

芸能人が利用する場合は、大抵の場合ロケやイベントなどのシーンが多く、個人的な集まりをする場合でもそれなりの人数が収容できる場所を借りてケータリングを利用する、といったケースもあるでしょう。

会場に調理器具や冷蔵庫などがなかったとしても、ケータリングなら問題ありません。

自分で料理などを用意する必要もなく、食事の提供や片付けといった部分も全て任せられることから、完全に食事や歓談を楽しむことだけに集中できます。

こうした包括的なサービスであるために、芸能人からはよく利用されているのだと考えられます。

理由②ニーズに合わせた食事ができる

芸能人といえば、みんながうらやむ華やかな生活を送ってるように見えるでしょう。

ですが、裏側では色々と抱えている部分もあり、その中でも特に悩ましいのが「食」の問題。

「ダイエット中なのに、美味しいものが食べたい」

「アレルギーがあるから、食べられるものが限られてしまう」

といった悩みは、芸能人だからこそ気にしなければならない部分もあります。

そんな時に大活躍するのが、ケータリングなのです。

厳しい食事制限をしている人もいれば、特定の栄養素を意識して食事をしている人もいます。

ケータリングでは、栄養士やシェフなどの専門家が付き、客人の体質や現状に合わせた食事を提案してくれることもあります。

芸能人のスケジュールは目まぐるしく、食事の予定すら読めないことも日常茶飯事。

そんなときも、ケータリングなら事前の打ち合わせで、食べたいものや時間を伝えておけば、あとは待つだけで食事を味わえます。

このように、ケータリングはできたて熱々の美味しい食事を、好きな場所で、好きな時間に味わえるのが最大の魅力であり、芸能人がよく利用しているのもうなずけるでしょう。

理由③特別感や非日常感がある

もう１つ、特別間や非日常的な空間を演出してくれるサービスであることも、芸能人にケータリングが選ばれる大きな理由といえます。

先述した通り、ケータリングは単なる食事提供にとどまらず、演出や雰囲気作りにも力を入れています。

豪華なパーティーや舞台裏の休憩時間など、特別な場面にふさわしい料理とサービスが特徴です。

また、通常の飲食店では用意できないような、オーダーメイドのようにカスタマイズされたメニューや演出も任せられます。

たとえば、高級食材を使った特別料理や、芸術的な盛り付け、テーマに沿った装飾など、食事そのものが一つの作品のように楽しめます。

普通の食事ではできないことも、ケータリングならプロに完全に任せられるため、非日常的な食事を味わうために選ぶこともあります。

ケータリングとはどんな時に使う？利用シーンを紹介

このように、芸能人も多く利用しているケータリング。

私たちも、懇親会や送別会など多くのイベントで利用することができます。

活用シーンや魅力についてもご紹介しますので、ケータリングにあこがれのある方も是非検討してみてください。

ケータリングの活用シーンはさまざま！

ケータリングは、場所さえ用意できれば利用できるサービスであるため、さまざまなシーンで便利に活用されています。

その用途は非常に幅広く、大規模イベントからプライベートな集まりなど、一定数人の集まる場であればあらゆる場面で利用できるともいえるでしょう。

たとえば、大勢が集まるイベントやコンサートなどは代表的です。

一定以上の規模の場所を利用するようなイベントでは、食事の提供に関しても相応にリソースが必要な部分があります。

こうしたときにもケータリングは活躍し、料理の準備だけでなく提供の段取りや後片付けも一手に引き受けてくれます。

そのため、主催する側は運営や参加者とのやり取りに集中できるという利点があるのです。

会社の懇親会や送別会などのイベント

社会人で最も身近にケータリングを利用する機会といえば、会社の懇親会や歓送迎会が挙げられます。

社内イベントでよくあるものとして、新卒社員が部署に配属された後の歓迎会や、各部署で行う親睦を深めるための懇親会、さらには春の時期に行われる送別会が挙げられます。

これから親しくなる社員同士の関係を築くきっかけや、これまでの思い出を語り合う場として、比較的カジュアルで盛り上がりやすいのが特徴です。

そんなイベントをもっと楽しくする方法として、完全立食スタイルのケータリングがおすすめです。

立食形式だと自由に移動しやすいため、社員同士が気軽に会話を楽しむことができますし、ゲームなどのちょっとしたアクティビティも実施しやすいというメリットがあります。

料理については、大皿に盛り付けられたメニューをみんなで分け合いながら話せるようなスタイルで、歓談にも花が咲くことでしょう。

結婚パーティ

結婚パーティも、ケータリングが利用できる場面の1つといえます。

懇親会等でも同じことが言えますが、ケータリングサービスの提供の仕方、内容は多岐にわたります。

例えば、軽い雰囲気の結婚式に合うビュッフェスタイルをはじめとして、格式高い結婚式に合うフルコースのメニューなど、選べるスタイルが豊富なのが大きな特徴です。

さらに、多くのケータリング会社では、新郎新婦のリクエストやテーマに応じて特別なメニューを提案してくれるところもあります。

予算に応じて料理をカスタマイズできる場合もあり、「こんなメニューにしたい」「この価格帯でお願いしたい」といった要望にも柔軟に対応してくれるのが嬉しいポイントです。

こうしたケータリングの特徴を最大限活用できるのが、結婚式という晴れ舞台なのです。

ケータリングの魅力

ケータリングの魅力は、その自由度と選択肢の広さにあります。

先述した結婚式を例に挙げれば、雰囲気や新郎新婦の希望を最大限に反映した食事が提供されるため、より特別な一日を演出することが可能です。

もちろん、ただ料理を作って届けるだけがケータリングの魅力ではありません。

サービス内容には、料理をどう見せるか、どんな雰囲気を作り上げるかといった演出も含まれています。

たとえば、料理を並べるテーブルの配置やデコレーション、使うお皿やカトラリーのデザインにまでこだわり、おしゃれな空間まで作り上げてくれるのです。

さらに、イベントが終わった後の面倒な片付けまでプロに任せられるので、主催者は楽しむことに集中できます。

ケータリングは美味しい料理を届けること・場の雰囲気づくりから後片付けの手間の解消にいたるまで、イベントのトータルサポートをしてくれる頼れる存在なのです。

ケータリングが芸能人に人気なのには理由があった！

いかがでしたでしょうか？

ケータリングは、場所さえ確保できればどこでも新鮮でおいしい料理を提供してくれ、更に給仕や片付けなど面倒なことをすべて任せられます。

芸能人がよく利用しているのも、こうした包括的なサービスであることを知ればうなずけるでしょう。

ケータリングジャパンでは、満足度の高いケータリングを行うためのサービスに自信があります。

今までとはちょっと違う会を行いたい！満足度を高めたい！という幹事の皆さん 、是非一度ケータリングジャパンに相談してみませんか？

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