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2024/12/26

【完全ガイド】懇親会の司会が抑えるべきポイントとは?台本や挨拶も紹介

会社の懇親会の司会役と言えば、新入社員や若手社員が任されることが多いですよね。

しかし、学生時代に幹事役や進行役をやっていた時とは責任の重さがかなり違うはず。

会社の懇親会で初めて司会を任されて、何とか失敗せずに進めたいと思う反面、緊張してしまうかもしれませんね。

そこでこの記事では、懇親会の司会が抑えるべきポイントについて解説していきます。

懇親会の司会が押さえるべきポイント3選

「今度の懇親会の司会を君がやってくるか?」

上司からこのように言われて、会社の懇親会の司会を任されることになるケースは、新入社員や若手社員ならよくあることと思います。

責任ある司会役を何とかスムーズにスムーズに進行していきたい反面、緊張しやすくて場の雰囲気をつかみながら話を進めしていく自信がない方も多いでしょう。

懇親会の司会を任されたらどのような点に注意して、司会進行をして行けばいいでしょうか?

ポイント①話し方

懇親会の司会をする場合、まず最初に自己紹介することが必須です。

「今回、司会を務めさせていただきます〇〇と申します。

何卒よろしくお願いいたします」

このような挨拶が定番のパターンですが、声はアップテンポ調で、明るい声でしゃべることを心がけてください。

出席者に与える最初の印象が、それ以降の会進行を大きく左右するからです。

そして、ゆっくりしたスローなペースで話していくことがポイント。

速いペースで話すと、出席者は「あの司会は何を言っているのだろう?」と思ってしまうので、早口で話す癖のある方は、スローなペースで話すことを意識してみるといいですよ。

また、懇親会の流れによって、声のトーンを変えてみることも効果的です。

真面目な雰囲気のシチュエーションでは、少しトーンを落として話を進めますが、場が盛り上がるところで、明るい口調にするのがいいですね。

ポイント②緊張をほぐし会場を盛り上げるトーク

司会が押さえるべきポイントの2つ目は、会場の緊張をほぐすため、ユーモアを交えた場を盛り上げるトークを心がけることです。

懇親会が始まった直前は、司会者だけでなく出席者も緊張して、どこかぎこちなく感じているもの。

そのため司会者は、会場を和ませるために、ちょっとしたジョークを取り入れて話してみるのもアリかもしれません。

ユーモアを交えた話をするためには、少しセンスも必要となるため、初めて司会をする人自身、プレッシャーを感じることもあるでしょう。

しかし、自分自身も緊張しているので、

「緊張している方もいらっしゃると思いますが、私が一番緊張しているので、皆さん、エールを私にください」

などと言うことで、笑いを誘ってみるのもいいかもしれませんね。

場を和ませるユーモアのあるトークとは?

ユーモア溢れるトークをする場合、「どんなことを話題にすればいいだろう?」と頭を悩ますかもしれません。

そんな時は、出席者と共通する話題や身近な話題を取り入れるといいでしょう。

天気なども話題に取り上げやすいテーマです。

「外は厳しい寒さで凍えるほどですが、会場次第に盛り上がって熱気ムンムン!

酷暑にならないように、皆さん、冷たいお飲み物でクールダウンしてくださいね」

このような会話も、笑いを誘って場の雰囲気を和ませてくれます。

ただし、あまりにも冗談が度を超えると、逆にひんしゅくを買ってしまう恐れもあるので、トーンを少々抑えて自然な流れで話することを意識してください。

特に特定の人に対する話題を避けることは無難です。

決して無理に面白い話をしようとする必要なありません。

出席者の反応を見ながら、色々な話題を取り入れるといいでしょう。

ポイント③その場の雰囲気や状況に合わせる

ポイントの3つ目は、その場の雰囲気や状況に合わせたトーク・司会進行をしていくことです。

懇親会が進んでいくうちに想定外の流れになることは、珍しくありませんが、このような場合、慌てず臨機応変に対処することが必要です。

重要なことは、場の流れを途切れさせないこと。

もし、話題が尽きてしまったり、ムードを変えていきたい時は、クイズやゲームを取り入れることもいいでしょう。

そのためには、このような場面に陥った時のことを考えて、事前に準備しておくことを忘れないでください。

また、自分1人で全ての進行を行うのではなく、他の参加者やスタッフに協力を求められるように事前の根回しをしておくことも大切ですね。

【台本あり】懇親会の司会が行う挨拶一覧

懇親会を円滑に進めていくためには、会場の雰囲気を見ながら、柔軟に対応していく必要があります。

予想外のハプニング的なことが起きることもあるので、冷静に対処していかなければなりませんが、司会の役目を上司から頼まれたからといって、恐れる必要はありません。

懇親会で司会が行うための「台本」を用意してその通りに話をしていけばいいのですから。

そこで、ここからは、懇親会の司会が行う挨拶一覧をご紹介いたしましょう。

一般的な懇親会の流れ

懇親会を進めるためには、一般的な流れを理解しておくといいでしょう。

オーソドックスな流れとしては、次のようなものになります。

・開会宣言

・開会の挨拶

・来賓の挨拶

・乾杯の挨拶

・食事・歓談中の祝電紹介

・余興

・中締めの挨拶

・閉会宣言

・二次会がある場合のお知らせ

上記の流れを基本にして進めていけばいいので、定番のセリフを台本にして話していけば、初めて司会する人でも滞りなく進行していくことができますね。

開会宣言

懇親会で司会者がまず始めに行うことは、「開会宣言」です。

司会者が大きな声高らかに、懇親会が始まることを宣言することで、出席者にスタートの意識を持ってもらうようにするのです。

ここで明るく大きな声で開会宣言をしないと、懇親会が暗い雰囲気で始まることになってしまいますので、元気な声でスタートを告げてください。

具体的には、以下のような内容で宣言するといいですね。

「定刻となりましたので、これより懇親会を開催いたします」

「お待たせいたしました。これより懇親会を開会いたします」

この時、背筋をピンと張って笑顔で、出席者の人達の目を見ながら、大きな声で宣言いたしましょう。

開会の挨拶

開会宣言を行ったら次は開会の挨拶に入っていきます。

ここではどのような目的で懇親会が催されたのかや、出席者に対する感謝の意を示すことがポイント。

挨拶は司会者でもいいですし、懇親会の主催者から挨拶してもらうようにすると良いでしょう。

開会挨拶の例としては、以下のようなものがあります。

「ご多忙の中、会にご出席いただき誠にありがとうございます。今回は〇〇の目的で会を催しいたしました。ささやかでありますが、心行くまでおくつろぎ下さい」

「お忙しい中、懇親会にお集まりいただき、心から感謝申し上げます。この会は〇〇の目的で開催させていただきました」

来賓の挨拶

懇親会にスペシャルゲストが参加されているなら、その人に「来賓の挨拶」として、お言葉をいただくようにしましょう。

結婚式などでも同じように「主賓の挨拶」がありますが、これと同じように来賓に挨拶してもらうようにするのです。

その際、懇親会の司会者は、次のような言い方で、来賓を紹介してください。

「続きまして、ご来賓の〇〇様よりご挨拶を頂戴いたします。

〇〇様、よろしくお願いいたします」

乾杯の挨拶

主催者・来賓の挨拶が終わったなら、いよいよ乾杯の挨拶です。

乾杯の音頭を取ってくれる方にマイクを渡して、簡単に挨拶してもらい、乾杯の掛け声を行ってもらってください。

乾杯挨拶は、以下のような言葉が定番ですが、乾杯することが目的なので、あまり時間をかけずに挨拶してもらうことがポイントです。

「皆さまのますますのご健勝とご多幸をお祈りいたしまして、乾杯!」

食事・歓談中の祝電紹介

乾杯挨拶が終わると、やっと出席者の方々に食事をしてもらうことになります。

司会者は

「しばらくご歓談ください」

と出席者に伝えて、食事を勧めてください。

出席者がゆっくり食事をしながら、周りの人と歓談している最中に、司会者が祝電を紹介するのです。

歓談中は、多くの人が食事に意識が向いていますが、祝電を司会者や披露するにはベストなタイミングと言ってもいいでしょう。

「ここで、〇〇様からの祝電をご紹介いたします」

と言いながら、祝電を読み上げていきますが、数が多い場合は、内容を割愛して祝電の送り主の名前のみの紹介とする場合もあります。

余興

懇親会が進んでくると出席者の人達は少し飽きがやってくるので。余興でみんなを楽しませるように進めていきます。

余興で最もポピュラーなものは、ビンゴ大会やクイズですが、ビンゴはルールがとてもシンプルで全身が気軽に参加できる点が特徴です。

景品を用意することで、さらに場が盛り上がりますね。

クイズなら、会のテーマや会社に関する問題を出すことで、出席者の一体感が生まれてくるでしょう。

すでに歓談で出席者はテーブル毎に話が盛り上がっていることが少なくありません。

そのため余興をする前に司会者は、出席者全員の関心を集める必要があるので、軽快なテンポで挨拶をしてください。

司会者は、次のような言葉で、出席者の参加意識を高めていきましょう。

「皆さま、ご歓談で和やかな雰囲気になって来たかと思いますが、ここでさらに懇親会を盛り上げるべく、楽しい余興を準備いたしました。

全員ご参加いただきお楽しみください」

中締めの挨拶

懇親会も進んで宴もたけなわになったところで、中締めの挨拶を迎えます。

ここでは出席してくださった方々に感謝の意を伝えることが大切です。

中締めの言葉のポイントは、楽しい雰囲気を保ちながら、出席者に感謝を述べること。

懇親会の明るく盛り上がった雰囲気を崩さず、手締めや挨拶で締めるようにしてください。

手締めを行う際は、出席者の中から場を盛り上げることが上手な人に頼むといいですね。

中締めの挨拶としては、以下のような挨拶を例にするといいでしょう。

「本日はお忙しい中ご参加いただき、誠にありがとうございました。

この後も引き続き楽しい時間をお過ごしいただければと思いますが、ここで一旦中締めとさせていただきます」

閉会宣言

一定の時間を過ぎると、閉会宣言を司会者が行います。

懇親会となる会場もラスト時間が決まっているので、ここでしっかりと出席者に会の終了を告げましょう

閉会宣言の例としては、以下のようなものが挙げられます。

「そろそろ宴もたけなわとなってまいりました。

おかげさまで、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

これをもちまして懇親会を閉会とさせていただきます。どうぞお気をつけてお帰りください」

二次会がある場合のお知らせ

なお、二次会が予定されている場合は、閉会宣言の中で、会場の案内をしましょう。

「二次会は〇〇にて〇〇時から開催する予定です。

ご都合のつく方はぜひご参加ください」

と言う内容で出席者にお伝えすることで、司会の役目は終了となります。

懇親会の司会はポイントを抑えて堂々と!

ここまで懇親会の司会が抑えるべきポイントについて解説してきました。

初めて司会するときは緊張するのは当然で、決して恥ずかしいことではありません。

しかし、ここで紹介した「一般的な懇親会の流れ」を元にして会を進めていけば失敗することはないでしょう

大切なことは、入念な事前準備です。

会の進行の流れを頭に入れておきながら、主催者・来賓の挨拶や余興をする人に対して、事前にそのことを伝えておくようにしておきましょう。

一度司会をすれば進め方を理解することができるので、これであなたも司会進行のプロになれること間違いなしです!

ケータリングジャパンでは、懇親会の幹事を任せられた時にも安心してお任せいただけるケータリングサービスに自信があります。

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